セミリタイアして物価が安い東南アジアへ移住するのが当然の選択

座右の銘:What's most important is happy or not happy.

海外の隔離ホテル滞在中!PCR陽性なら野戦病院送り。

隔離ホテルのランチ

隔離ホテルのランチ

4月予定通りタイ入国を果たした。2月から準備を始め、この情勢下でVISAを取得し、タイに戻るのは大変な作業だった。

 

隔離中に2回のPCR検査で陰性なら解放される。陽性で無症状なら野戦病院送りとなる。タイでは自宅・ホテル療養が認められておらず、強制収容となる。

 

2月時点では変異種がここまで猛威を振るっているとは想像もしていなかったが、国境が閉じることなく滑り込めて良かった。

 

こんな情勢なので、不要不急で国境を越えようという人は少ない。現在、越境しているのは主に以下のグループだ。

 

①一時帰国中の駐在員とその家族。

②一時帰国中の留学生。

③母国へ帰る人。

 

留学に関しても新規なら取りやめたという話をよく聞く。留学中だったが一時帰国していたり、駐在していたが一時帰国、住んでいたが一時帰国、そして母国へ帰る人々。

 

元いた国へ「帰る」「戻る」という片道キップ組みが中心となっている。以前のような短期の海外旅行、ツアーは不可能な情勢。

 

羽田空港ラウンジもガラガラ

羽田空港ラウンジもガラガラ

出発空港の羽田国際線ターミナルはガラガラ。ラウンジもガラガラだけどスタッフは多い。4月ということもあり、研修みたいな雰囲気になっている。

 

以前ならビュッフェ形式で好きな食事を取り、鉄板焼きの前にコックさんがいるので、注文するとその場で調理してくれてた。

 

今は非接触という事でスマホからアプリで注文するようになっていた。

空港ラウンジの和朝食

空港ラウンジの和朝食

だいたい和食か寿司を食べている人が多い。私も和朝食にした。昼間の便は出発してすぐ機内食が出るので、ラウンジでは軽く食べるのが良い。

 

出発ロビーもガラガラ

出発ロビーもガラガラ

出発ロビーもガラガラだ。機体はBoeing777で乗客は20人くらいしかいない。横1列に対して1人以下。この情勢下なので仕方がない。

 

現在はタイで隔離6日目。ランチはグリーンカレーとおやつ。1回目のPCRテストをクリアした。あと1回PCRテストがある。

 

出発前にRT-PCR検査をして陰性、隔離5日目に陰性で誰にも会う事なく来週陽性なわけがない。それでも偽陽性が出ちゃうかもしれないのが、PCRの厄介なところ。

 

チェックアウトか野戦病院かでは天国と地獄だ。

 

私の場合は就職氷河期世代なので、常に同世代200万人ものライバルと戦ってきた。就職もブラック企業しか無かった。

 

スポコンアニメを見て育ち、部活の顧問はヤクザばかり。とにかく幼少期から鍛えられてきたので、11泊部屋から出れないなど造作もない。

 

なんなら出発前だってPCRに備えて2週間自主隔離をしていた。もう1ヶ月くらい狭い部屋にいるが、精神的には余裕だ。

 

(入ったことはないが)フィリピンの牢獄に比べれば天国。超VIP待遇。ちなみにマニラの牢獄の様子は、ドキュメンタリー番組等で確認できる。

 

あれが本当の地獄、人権0だ。食事も変な汁だけ。

 

タイ人を見ていると隔離で憔悴している様子。小さい頃から優しい人々に育てられた民族なので、意外とメンタルが弱いところがある。

 

この環境だと「ちょっと可愛そうだな」と思う。

 

日本なら人間関係がギスギスした環境で育つので、精神的には鍛えられる。優しさや微笑みとは無縁の荒野。一億総うつ社会、それが日本社会である。

 

これだけ鍛えてきても野戦病院だけは困る。体育館に簡易ベットを並べただけみたいな場所だ。

 

プライバシーは0、大量に持ち込んだ荷物も守れないし、シャワーだって水だけだろう。請け負っている仕事も続けられない。

 

電波はもってのほか、電源さえもあるのか?野戦病院のルールには、盗撮禁止や毎日身体を洗うなんてのがある。

 

友人は皆「ぜひ野戦病院をレポしてくれ」と言っているが、それだけは避けたい。