セミリタイアして物価が安い東南アジアへ移住するのが当然の選択

座右の銘:What's most important is happy or not happy.

【2019最新】タイ・バンコクの物価について

thai noodle 69バーツ(約240円)

thai noodle 69バーツ(約240円)

 タイ・バンコクは大都市で日本でいえば東京にあたる。タイには大阪や名古屋といった大きな経済圏はなく、バンコク1強です。

 

渋滞は相変わらずですが、地震国でないため分散よりも首都「圏」へ拡大の方向。

 

日本と外国の物価や給与水準を比較するとき、やはり都市部と地方では大きな差がありますし、極論すれば個人が「何を食べてどんな家に済むのか?」によって違ってきます。

 

「一概には言えない」というのが正しい認識ですが、ここではTVのようにタイの生活費の安さを過度に煽ったりせず、正直にお伝えします。

 

まず私が物差しにするのが「マッサージ代」です。庶民的なマッサージ店は、どこの国でも 賃料と人件費がダイレクトに反映される傾向があるからです。

 

東京だと1時間6,000円が相場、安さを売りにする店も増え1時間3,000円というのも出てきました。

 

日本の場合は賃金が上昇しないため、5年程度ならマッサージ代は据え置かれる。いや、むしろ1時間3,000円の登場でデフレです。

 

東南アジアの場合は都市部のインフレ(物価上昇)が目立っており、日本人が多いバンコク・トンロー周辺やプロンポン周辺なら、1時間250バーツ(1バーツ×3.5円=875円)が相場。

 

日本人の多くが暮らすトンロー周辺やプロンポン周辺は、バンコクでも1番高いと思って良い。

 

中心部のオフィス街も同じくらいになっている。

 

バンコクでは「チップ文化」があり、マッサージ代1時間250バーツ(1バーツ×3.5円=875円)に加えて、チップ50〜100バーツが必要になる。

 

総額は1時間300〜350バーツ(1,050〜1,225円)というのが実際のところ。マッサージ代は、東京がバンコクの3〜6倍程度です。

 

 ここで物価に関して重要なお話を。

 

私はマッサージ(健全)が大好きなので良く行くが、これを利用しない人にとっては、いくら安くても無意味となる。

 

タイで物価の恩恵を受けられる最たるものは「家賃」です。この家賃はとにかく安い。加えて、なかなか豪華な部屋に住める。

 

タイ人で1万バーツ/月の家賃を払っている人は稀。会ったこともないくらい。ちなみに1万バーツは35,000円。

 

2019年現在、バンコク郊外のタウンハウスが、新築で300万バーツくらいです。

 

つまり「賃料を月1万バーツも払うならローンを組んで家を買う」というのがタイのアラサーの実態です。

 

コンドミニアムでも中心部からやや離れた駅前で狭ければ、300万バーツ程度から買えます。

 

こうなると、収入が少ないなら月5,000バーツくらいで借りて、月1万バーツ以上払える人は買うとなります。

 

 2019年現在、バンコクで家賃2万バーツ(7万円)を超えるコンドミニアムは「高級」の部類に入ります。

 

プールやジムは当たり前で、屋上庭園やコワーキングスペースなど、ファシリティが充実しています。

 

また、家賃2万バーツ(7万円)を超えるコンドミニアムは、駐在員に貸すことを主目的にしており、家具・家電は備え付け。

 

中国人は違法民泊を目的に投資しているケースが目立ち、利用者が旅行者になることから家具・家電付きになっている。

 

 こちらでは月2万バーツも払うタイ人はほとんど居ないので、選択肢も非常に多く豪華な暮らしができることは確かです。

 

食費については比較する意味はあまりないと考えていますが、ひとつだけ申し上げれば「タイの場合、安く済ますことが可能」です。