50年後の世界の姿、人々はどんな暮らしをしているのか?
幸せなお金持ちになるためには、10年後・20年後の世の中がどうなっているのか?あらかじめ知っておくことは重要かと思います。
自分の年齢にもよりますが、最大50年先まで考えておけば十分でしょう。
50年後の未来から考えます。現在の世界を運営している経済システムは「資本主義」です。これは格差拡大の仕組みであると言えます。
政治システムは大きく分けて「民主主義」と「社会主義」に別れているというのが一般的な認識かと思います。
まず資本主義ですが、今後格差が限界まで広がっていきます。
労働収入は国家に税金という形できっちり吸い上げられ、年収の低い労働者も年収の高い労働者も余裕のない生活を強いられるでしょう。
ただし、多くの労働者が最低限の生活は保証されます。
仮にあなたが王様だとします。ビルを作ろう・道路を作ろうと考えた時、作業員を飢えさせるでしょうか?
それじゃあビルや道路は完成しません。
これが最低限の生活を保証する理由その1です。そしてもう一つ最低限の生活を保証する理由があります。
それは「やたらと子供を生まないようにするため」です。現在の日本がこれを証明しています。
人々は生活に余裕がないと結婚・出産を控えるようになります。
現在の40代を中心とした就職氷河期世代(または団塊ジュニア、ロストジェネレーション、バブル崩壊世代)を見て下さい。
バブル崩壊により経済的な余裕がなく、仕事に就けるだけでも幸運という時代です。
将来不安と自分の生活で精一杯だったことから、極度に結婚・出産が控えられました。子供がいる家庭でも3人欲しくても2人、2人欲しくても1人という縮小の流れ。
つまり労働者をギリギリの状態に追い込んでおけば、確実に人口が減るんです。
地球の76億人という人口爆発は、酸素を吸い、食料を消費し、資源・エネルギーを消費します。それでも労働力は必要でした。
今後は機械やAIが労働者に変わって活躍してくれます。 当然、労働「者」は徐々に不要になってくるわけです。
「これ以上産んでくれるな」というのが支配層の本音。長い目で見れば人口のコントロールは容易です。
日本のように労働者をギリギリの経済状態に置いておけば良いのです。
急激に上昇してきた世界の人口グラフは、向こう50年の間に下落へ転じます。労働者としての人間が不要になったことと、酸素・食料・資源を食い尽くすにも限度があるからです。
一気に締め付けると暴動になります。じわじわと削減していく流れでしょう。
酷い話と思うなかれ、私たちが田畑を害虫から守るように、地球だって害虫から守るのが彼らの正義なのです。
次に政治体制ですが、民主主義と社会主義が合わさった体制となります。
99%の労働者階級はベーシックインカムです。日本では新・生活保護と言った方がしっくり来るかもしれません。
余裕は無いので結婚や出産は手控えます。でも最低限の生活を保証してくれているので政府には感謝しますし、仕方がないと感じます。
あるいは幸せと感じる人もいるでしょう。
厄介なのは「ただ生きているだけ、生かされているだけで何が幸せなんだ」と言いはじる真っ当な人です。「まるで水槽の中の金魚だ」と感じる人もいるでしょう。
しかしながら大多数の人々は、現状より悪くなることを恐れて、現状に甘んじるという選択をするものなのです。
50年後であっても真っ当なことをいう人は異端なのです。
労働者が暴動を起こさないために、娯楽や金儲けは必ず用意されます。お酒とかもあるでしょう。
ベーシックインカム積立投信で老後の生活資金が増えたとか(笑)
何れにしても、浮上するチャンスも楽しみも幸せもあります。全ては自分次第でしょう。
これが50年後の未来です。
Point.
・不要になっていく労働者には、経済的余裕を与えず、飢えさせもしない。
→子供を増やさず、暴動も起こさせないため。
・中国のような独裁・恐怖政治は徐々に無くなっていくでしょう。
→政治も経済も今の日本が将来の世界モデルとなる。