セミリタイアして物価が安い東南アジアへ移住するのが当然の選択

座右の銘:What's most important is happy or not happy.

兄がほぼ失業しました・・・経済破綻・生活破綻に備える

頑張れ!いきなりステーキ

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諸外国に比べ、かなり緩い自粛となっている日本。さらに緩いスウェーデン。この2国以外では、ロックダウンによる自殺者が急増している。

 

実兄の業界も大きな影響を受けており、コネを使って転職を目指しているようだ。

 

6月に経済活動を再開しても、以前の7〜8割回復できればいいところ。当面は海外旅行も出来ないし、外国人が訪日することもない。

 

スポーツやイベント、スポンサーが苦しくなるため、テレビ局でさえも生き残るのは難しい。インバウンド目当ての業界も見通しが立たない。

 

医療崩壊により医療は受けれないし、介護も確実に崩壊してくる。

 

とても元の世界に戻れる気はしないが、元の状態に近くなる可能性を5割、最悪のシナリオも5割、両方考えておくべきだと思う。

 

そして悪い方にだけ備えておく。

 

私が何年もかけて編み出し、実践している生活防衛術を紹介しよう。疫病、地震、放射能、戦争が起きるリスクは常にある。

 

まず収入を得るのが難しくなるので、人生最大の固定費に対応する。

 

それは「家賃 or 住宅ローン」だ。

 

私の場合、長い時間をかけ危機への備えを行ってきたので、当面は問題なく暮らせる。今後に目指すべきモデルを紹介したい。

 

1.家賃&住宅ローンなしの戸建てを保有する

2.住宅ローンと預金をバランスさせる

 

このどちらかになれば理想的だ。戸建てを推奨するのは、一般的にマンションより広かったり部屋数が多いから。その代わりにマンションより不便な立地になる。

 

マンションの維持費は自分でコントロールできないが、戸建ての場合は資金的な余裕が無ければ「修繕しない」という選択が可能。

 

家というのは「雨漏り以外は耐えられる」と知っておいて欲しい。雨漏りだけはだめ。雨漏りは我慢の問題ではなく、家そのものが駄目になってしまうから。

 

それ以外は寒ければ厚着したり、布団を重ねたりして凌ぐ。暑さも無料で凌げる。まずは家賃・住宅ローン支払いのない戸建て所有を目指そう。使い道は多い。

 

次に「2」のケースを説明しよう。具体的には「住宅ローンの残り1,500万円+貯金1,500万円」という状態となる。

 

どうしても住宅ローンを組んでいたいという人もいるだろう。団信だったり、手元資金が必要なために。その場合には、住宅ローンと貯金がバランスしていれば良い。

 

次に戸建ての活用方法を紹介しよう。

 

不景気が深刻になると身の回りで失業者が出てくる。もしあなたが20代30代の会社員で、東京で一人暮らししていたとしよう。

 

貯金が無い状態で失業したら家賃は払えない。結果、実家に帰らないと生きていけなくなる。そうやって実家に帰ることを考えるだろう。

 

ここにヒントがある。

 

人間、生きていけなくなった時には親、兄弟、親戚など血縁者を頼るように出来ている。集まって行くことで生活コストは下がるのだ。

 

ならばあなたが戸建てを持っていれば、兄弟、親戚など血縁者を受け入れていき、家賃をタダにする代わりに、水光熱費や固定資産税を払ってもらう。

 

もちろん1万円でも2万円でも、その時払えるだけで良い。1円も払えないなら掃除、庭の手入れ、DIY、買い物、料理などをやってもらう。

 

こんなこと他人に出来るだろうか?

 

「払えるだけで良い」「代わりに労働してもらう」なんてのは、血縁者同士だから出来るのだ。

 

つまり戸建てを持って部屋がたくさん空いていれば、それを使って自分は無料で暮らしていける可能性が高くなる。

 

固定費さえ無ければ、月収10万円でも暮らせるのだ。ところが皆、頭が硬いし危機意識もゼロ。普段から何も考えていないから困ったことになる。

 

話をまとめよう。

1.いざとなったら固定費を極限まで減らせる体制にしておく

2.普段から血縁者を助けて関係を良くしておく

 

これが出来ていれば楽に延命できる。30年も延命できれば寿命を迎えるだろう。