セミリタイアして物価が安い東南アジアへ移住するのが当然の選択

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土地が安いぞ!温泉の街?甲府を視察中〜

温泉の街?甲府を視察中

温泉の街?甲府を視察中

長野県での滞在を終え山梨県へ。甲府市を観光がてら視察中。ざっくりと不動産価格を調べたところ、甲府駅周辺でも結構安いことがわかった。

 

JR甲府駅(中央本線)は山梨県のターミナルステーションだが、長野駅に比べて土地が安く感じる。

 

両者の最大の違いは「新幹線」だ。

 

北陸新幹線がある軽井沢〜長野駅は土地代も結構高い。甲府は新幹線からは漏れており、特急あずさで新宿チームに属している。

 

長野県松本市や山梨県甲府市は「新宿チーム」軽井沢〜長野駅は「東京チーム」に分類される。両者の大きな差になったのは外国人観光客。

 

羽田・成田から外国人観光客が最初に向かうのは品川・上野(日暮里)となる。自ずと新幹線で東京駅・上野駅から行ける場所が外国人向け観光地として栄る。

 

一方、国際空港から電車でアクセスしにくい新宿チームは、インバンドの流行に置いていかれたわけだ。

 

明暗を分けたのは新幹線。

 

実際に甲府市に来てみると、やはり山あいのコンパクトシティで住みやすい。冬は寒いので論外だが・・・。

 

2030年をめどに甲府駅から徒歩20分件内のボロ戸建てを買っておこうかと思う。築年数で40年を超える物件が団塊世代の遺物となる。

 

家が欲しいのではなく駅近の土地が欲しいだけ。ボロが建っていれば維持費が安く住むので、とりあえずは住むためじゃない。

 

長野や甲府の平成生まれの人は、上京のハードルが低い(近い)ため東京へ流出している。甲府市の人口は20万人をピークに減少傾向。

 

これからの時代は何と言っても「コンパクトシティ」を意識しなければならない。山暮らしがしたくても、麓の住宅街が良いだろう。

 

ポイントは生活インフラの持続性となる。

 

あなたが市長だとして、1,000人集まって住んでいるエリアと50人集まって住んでいるエリアがあるとする。

 

両方のインフラが老朽化し、予算が限られているとしたら、どちらを放棄するかは明らかだ。

 

未来の市長は「なるべく駅前に集まってください」と考えるようになる。税収がないのだから。

 

地方都市に住む場合は、過疎化が進行しても最後まで人が集まる場所。具体的にはその県最大のターミナル駅周辺を選ぶべきである。

 

ターミナル駅+県庁+市役所が揃ったエリアだ。山登りはハイキングで十分に満たせるので、くれぐれもインフラが無くなるエリアを買わないようにしよう。