セミリタイアして物価が安い東南アジアへ移住するのが当然の選択

座右の銘:What's most important is happy or not happy.

他人の失敗を期待してしまう、他人の成功を妬んでしまう

TVは「百害あって一利なし」が自分の信念なので、普通にチャンネルを回して流し見する習慣はない。

 

TV東京ビジネスオンデマンドと言う「経済番組だけ集めて、ネットで見たい時に見ることが出来る有料サービス」のみ利用している。

 

有料なのでCMも入らない。

 

先日の放送を見ていた時のこと。大塚家具の久美子社長が、お家騒動以来久しぶりにインタビューに答えてくれた。

 

大塚家具といえば、お家騒動から業績が低迷し、悪戦苦闘している印象がある。

 

インタビュアーは業績不振について「最近どうですか?」と言うノリ。視聴者も当然「そのこと」に興味津々だ。

 

私も一瞬「そのこと」に心が動いてしまった。本当に恥ずかしい話。

 

久美子社長は一枚上手で「そのような話は生産的ではない」と一蹴。「はっ」とすると同時に、今年一番恥ずかしい出来事となった。

 

「他人の失敗を期待したり、他人の成功を妬む」なんてのは下衆の極みである。本当に恥ずかしいと思うと共に、やはり「創業者の娘は凄い」と感心した。

 

「大塚家具が中国へ進出する」と言えば「乗っ取られる」と連想してしまうスタジオ。中国人や外国人は皆ハゲタカと言う先入観。

 

提携相手の中国人や企業の事を何も知らず、久美子社長の事も全然知らない。そんなスタジオの凡人や視聴者は、そんなんだから一生凡人であり視聴者なのだ。

 

中国進出に成功して、名門大塚家具が復活すれば最高ですし、運悪く乗っ取られても、久美子社長やその周辺の人々はそこから何かを得るはず。

 

他人の失敗を期待するのは、自らが何もできない惨めな人間の発想だ。

 

あなたが成功を望むなら、挑戦者を賞賛し、応援し、自分も続こうと考えるべきである。成功を望まず、惨めを望むなら、そのまま他人の失敗を期待していれば良い。

 

選択するのは自由なのだから。