子供=負債になってしまう日本と年金代わりになる東南アジア
日本で子育てをすると一人につき3000万円(私立大学のケース)くらいかかるとか。何が何でこんなに大金がかかるんでしょうか?
日本で3000万円なら戸建てが買える印象。
東南アジアでは田舎ほど子沢山で、子供=労働力(農家)となる。成人すれば都市部へ出稼ぎに行き、その仕送りで家族を養う。
親が歳を取ると仕送りが年金となる。
それじゃあ「子供を産む事+育てる事にインセンティブを与えれば良い」と誰でも考えるわけです。
もう少し頭が良ければ、子供一人育てるのに3000万円もかかる社会で、まともなインセンティブを出したら現役世代が持つわけないと考える。
さらに頭の良い方は、借金(国債)で賄えば良いと考える。
「社会保障を税金で賄うべき」という考え方は、如何にも正しいように聞こえるが、それは借金=預金となっている現在の金融システムを知らない無知な思考である。
銀行預金=国民が銀行へお金を持って行って預けたものではない。そのほとんどが誰かの借金というのが実情。借金が預金なのである。
令和の最初の10年でこれを知る事になる人が増えるでしょう。根本がわかっていないと何の議論も出来ません。
「借金はいつか税金で返す事になる」なんてトンチンカンな理屈に騙されないように。
Point.
預金は信用創造によって生まれている。銀行が作っているもの。我々は「借金が是」という時代に生きているのである。