日本でお金持ちになる方法:自営業編〜道は細い
年金2,000万年問題が話題になりましたが、こういったものは「人による」ので気にするのも、不安になることも無意味です。
森友問題など色々ありましたから、持ちつ持たれつで金融庁が消費増税選挙前にアシストしているのかもしれませんよ。
「増税やむなし」という空気を作るために。
マスコミは議論する意味のない話題が大好きなので、乗せられないように気をつけたいですね。
今回のテーマは、日本でお金持ちになる方法:自営業編です。
サラリーマンやOLがいくら年収を上げていっても、お金持ちになることはありません。年収がアップした分、負担が増える仕組みだからです。
年収1,000万円クラスのサラリーマン、実態はとても貧乏ですよ。なってみれば実感が湧くでしょう。
では、どうすればお金持ちになれるのか?世界一の労働世代負担国では手段はないのか?道は細いですが、私が実践している方法を紹介します。
繰り返しになりますが、税制上労働者はノーチャンスです。経営者・投資家以外にはチャンスがありません。
かと言って何か人より優れた能力を持っていないと経営者・投資家として生きていく事は出来ません。
金持ち父さん本みたいに、経営者・投資家になれという話ではありません。
まず私は自営業というポジションを選択しています。法人のが有利な部分もあろうかと思いますが、経営者であればやりようがあります。
ここからは前向きな話です。
経営者でも給与所得が大きいと税負担は大きいです。税負担率を3割以下にするのが目標です。
売り上げを伸ばしても負担が増えるだけですから、売り上げは経費に近づけます。
小規模企業共済:7万円/月
iDeCo:6.8万円/月
賃料(狭い自宅の半分程度を仕事スペースとする)
IT機器やインクカートリッジ等の消耗品
インターネット等の通信費
出張交通費、出張宿泊代
こんなところですが、仮に1ヶ月30万円とします。売り上げは30万円で十分です。小規模企業共済は年1回全額借り入れます。金利は年率1.5%先払いです。
広い部屋に済んではいけません。仕事スペースを半分+住居スペースを半分とする。今は実家なので賃料は0円です。
必要なものは全て揃っているのに、所得が少ないため税負担の「総額」は少なく済みます。
生活費は投資収益から出します。投資で得た収益は、2割程度の負担で済みます。仮想通貨以外の株やFXなら大きく勝っても2割負担で済みます。
投資収益が年1,000万円あり、事業の売り上げが経費に近ければ、時間を追うごとに資産が膨らんでいきます。
私の場合は投資歴20年ですし、プロですからこれが可能ですが、裏を返せばこのくらいの芸当をやらないと、金持ちにはなれない構造になっています。
あなたなりの作戦を立て、20年程度修行してゴールを目指して下さい。
Point.
収入の何割が手元に残り使えるお金なのかを意識する。これが3割以下なら資産を増やしやすい環境。
「家賃なし+住宅ローンなし」だと3割以下になりやすい。 税理士さんに聞いてみて下さい。日本の金持ちは地主が多いですから。
もともと地主でなくとも、これに近い環境(持ち家+貸している家あり)は作れます。