敢えて「感謝」を意識しようじゃないか
お金持ちや成功者は「常に感謝しなさい」という。今ひとつ腑に落ちてないから、なかなか実行できずにいた。
並木良和さんは「朝、目が醒めることに感謝して」「雨風凌げる屋根があることに感謝して」感謝を数えていけば、感謝する出来事が起きると話している。
なるほど。
自分たちがどんな世界に生きているのか研究している人なら、この深さが理解できる・腑に落ちると思う。
次元の高い人々は金銭的にも成功しているが、そんな事よりも質問への返しに凄みがある。いつも唸ってしまう。
感謝が大切とはいうものの、ついつい忘れてしまう。当たり前になってしまう。
目の前で起きている出来事がサインを出しているのに気付けない。もっと真剣に生きようと決意した。
海外から帰国するとき、現地でタクシーを拾えなかったり、空港で長時間待たされたり、トラブルを数えたら切りがない。
日本のように時間通り・予定通りに目的地へ着ける確率は低い。
飛行機では隣に変な乗客が座ったり、食事が不味かったり、体調を崩したり、色々起きる。
それでも「無事に帰れれば、それだけで幸運だ」と思う。
遅延しても、トラブルが続いても、五体満足で帰国できれば、それだけで感謝に値する。
あなたは日本人として生まれた事に日々感謝して生きているだろうか?
3畳4畳のボロアパートに毎月15万も家賃を払う香港人。返還を迎えれば自由は無くなる。
世界一生活費の高い香港(2位は東京)、八方塞がりとは正に彼らの事だ。小さい時から苦労した分は将来必ず報われる。
どこの国へ行っても楽になるだろう。
デモのニュースは色々な事を教えてくれる。他人事ではなく私やあなたのニュースなのだ。
私も日本人として生まれた事を感謝したことなど無かった。海外へ行くようになって、感謝するようになった。
先人たちが築いて来た「日本人ブランド」に助けられる。パスポートも世界一ビザなしで行ける国が多い日本人。世界一の幸せを生まれた瞬間に手にしている。
マイナーな国ではビザが取れないと好きな国へ旅行にも行けない。何故かって?出稼ぎ・不法就労目的の旅行者が出てくるからだ。
出稼ぎを受け入れる側の日本人には、ちょっとわかりにくい感覚である。
・日本に生まれた事に感謝。
・今日のご飯が食べられる事に感謝。
・産んでくれた親に感謝。
・エアコン付きの家に暮らせる事に感謝。
・木が二酸化炭素を吸って酸素を放出してくれる事に感謝。
etc...
本当に恵まれているが、これに気付く・忘れない事は難しい。
敢えて「感謝」を意識して生きれば、感謝する出来事をどんどん引き寄せてくれる。これが感謝をして生きるべき理由である。