成功するために努力は必要か?の答え
世の中には「おかしな事」が蔓延しています。成功法則を研究していると「成功するために努力は必要か?」という質問を散見する。
発端は「努力は必要です」という成功者と「努力は必要ない」という成功者がおり、どちらも成功しているため「どっちなんだろう?」と迷ってしまうのだろう。
何かを願うとき、矛盾した要求や複雑な要求は避けるべきだとわかってきた。
Q:成功するために努力は必要ですか?
この質問は2つの要求をしてしまっているので、シンプルに一つのお願いをする癖をつけると良い。
具体的に2つの要求とは・・・
1.成功したいという要求
2.努力したくないという要求
お分かりだろうか?
この場合「成功したい」と願えば、努力が必要かどうかは考える必要はない。要求は一つにしよう。
「制限」を外すことも大切だ。
例:「小」金持ちです。「一応」東大出てます。「今は」成功してます。
遠慮していると制限する癖がついてしまうので、制限は外してはっきり言おう。私は金持ちです。東大出てます。成功してます・・・と。
タイトルに話を戻すが、成功に努力が必要かどうか?ではなく「成功したい」とだけシンプルに願おう。
そうすれば、成功とは何か?に進むことができ、最も実現したいことは何か?へ進むことが出来る。
例えば「南の島で暮らしたい」というのが最も実現したい夢だとしよう。
ここでも「老後は・・・」とか「お金が溜まったら・・・」とか、いちいち制限をかけないようにすることが大切だ。
「言い訳しない」と言い換えることも出来る。
今は仕事があるから・・・とか、資金が貯まったら・・・なんて考えていると、いわゆる宇宙とか神様からしたら、何がしたいの?となってしまう。
仕事を辞めたいの?お金を貯めたいの?それとも南の島で暮らしたいの?一体何がしたいんだ?となってしまう。
これじゃあ夢は叶わない。
そうではなくて単純に「南の島で暮らしたい」で良い。何かつけたいなら「今すぐに」とか「最速で」とつけよう。
制限さえ取り除けば、朝起きてすぐ海へ出れる暮らし、ハンモック、美味しい食事など、楽しいことが想像できる。
ネットで候補地を下調べして、週末の弾丸でも良いから現地へ行こう。
この人生ゲームでは「南の島で暮らしたい」と決めると、いくつかの障害・障壁が現れるように出来ている。
収入のこと、ビザのこと、クリアすべき課題が一気に出現する。
これらの障害・障壁は、あなたが「南の島で暮らしたい」と決意するまで現れないものだ。このロジックが理解できるだろうか?
障害・障壁は、あなたの決意があって出現するわけです。例えば話題の年金2000万円問題だって、あなたに10億円の資産があれば存在しない問題となる。
この先は障害・障壁をクリアする方法を探し続けて、徐々に夢に近づいていく。障害・障壁を乗り越えると夢が叶う。こういうシステムになっている。
話をまとめよう。
まずあなたが成功や夢を定義する→障害・障壁が現れる→障害・障壁をクリアする→成功や夢が実現する。
さらにヒントをあげよう。
あなたの夢が「人気YouTuberになること」だったと仮定する。
人気YouTuberは例外なくYouTuberの中から誕生する。つまりYouTuberをやっているグループとやっていないグループに分けると、やっているグループに入るのが最初にやることだとわかる。
「やっていないのに人気YouTuberになれた」というルートはない。これは単にこのゲームのルールだ。
流れをまとめよう。
人気YouTuberになりたい→YouTuberデビューする→人気が出なくてもYouTuberにはなれる→人気になるための改善をする→人気YouTuberになる。
ポイントは「デビュー→失敗」を経験して、改善点を探るフェーズへ入ること。やらないと失敗が得られないので、改善のフェーズに入れない。
この「やること」は、このゲームの最大のポイントになる。
メールの返信をやった自分と放置している自分、筋トレを続けている自分と3日坊主の自分、煙草を大量に吸う自分と少ししか吸わない自分、全部違う結果を得ることになる。
嫌なことはすぐに忘れる自分といつまでもくよくよしている自分でも、その後に進む世界は違うものになっていく。
「やる」か「やらない」か、やる事を決める、やらない事を決める、やっていなかった事をやる、やっていた事を辞める、常に無数の未来へ分岐していく。
あなたがやってきた事(選択)の結果が、今あなたの目の前に現実となって反映されている。例外はない。
このロジックがわかるだろうか?
努力もへったくれもない。何をやったか、何をやらなかったか、それが完璧に反映されるだけの世界なのだ。