セミリタイアして物価が安い東南アジアへ移住するのが当然の選択

座右の銘:What's most important is happy or not happy.

難しい選択とその向こう側の景色

難しい選択とその向こう側の景色

難しい選択とその向こう側の景色

 自分のレベルが上がってくれば、勝手にお金持ちになっていくし、判断を迷うケースは少なくなる。ところが自分の成長に伴い、問題のレベルも上がっていく。

 

今日はレベルの高い話し。理解できない方のが多いだろう。

 

このロジックが理解できない方でも、以下の行動に対する結果くらいはわかるだろう。

1.事前勉強を一切せず、英単語のテストを受ける。

2.テスト前の7日間、毎日3時間暗記をした。

 

1と2で点数が高くなるのは?

 

答えは2だ。

 

このように「毎日3時間暗記をする」という選択・行動によって、何もしないことを選択した時よりも良い結果が得られる。

 

大前提として、私たちはそういう世界に生きていることを知っておいて欲しい。

 

これは簡単な例だが、この世の中にはルールが存在しており、選択・行動によって結果をコントロールすることができる。

 

何となくイメージ出来ただろうか。

 

それでは 最初に自分のレベルが低い時期に与えられる選択から考察しよう。ここから現在の自分のレベルを推し量ることもできる。

 

Q:電車が揺れた拍子に足を思い切り踏みつけられた。かなり痛い。さあ、あなたならどうする?

 

1.怒って嫌な顔をする。舌打ちする。痛いなあ等、不快感を露わにする。

2.あっ、大丈夫ですよ。気にしないで下さい。

 

 どちらだろうか?

 

とても難易度が低い問題。もちろん2が正解。あなたは「不可抗力だから仕方がない」との結論に至るだろう。

 

少し難易度をあげる。

 

Q:駅のホームで歩きスマホをしている学生がぶつかってきた。相手は「すいません

」と一言。明らかに前方不注意である。さあ、あなたならどうする?

 

1.怒る。注意する。

2.許す。気にしない。

 

ムカついたあなたは「誰かが言ってやらにゃあかん!」「親の顔が見たい!」「歩きスマホはやめましょうと書いてあるだろうが!」と捲したてる。

 

小金持ちだった時の私は1を選択していたし、金持ちになってからは迷わず2を選択している。目くじらを立てる程の出来事ではない。

 

 こういう選択を間違えないようになると、問題のレベルがさらに上がってくる。

 

Q:レストランで謝ってワイングラスを倒してしまい、隣の席の客にかかってしまった。すぐさま「すいません」と謝罪をした。

 

隣の客は「すいません」くらい言え!と激怒している。さあ、あなたならどうする?

 

1.謝罪はしたよと逆ギレ。

2.「ちゃんと謝ったんだけどな〜」と渋々2回目の謝罪をする。

3.相手が聞き取れなかったことは無しにし、心を込めて2回目の謝罪をする。

 

この場合、3が正解。

 

「金持ち喧嘩せず」だ。真の金持ちは無益な争いはしない。

 

今後、2度と合わないであろう相手(駅や電車ですれ違った、たまたまレストランの隣にいた客)に無駄なエネルギーは使わない。

 

つまり、例え相手に非があっても「無益な争いである」と判断したら、最速で事なきを得る方法を優先する。

 

この場合なら、さっと謝って早めにその場を離れるのがベストとなる。

 

 このくらいの選択が朝飯前になると、システム(俗にいう神様とか宇宙)はさらに難しい問題を出してくる。

 

昔から金持ちには愛人がいるケースが多い。東南アジアで暮らす我々も例外ではない。

 

特にフィリピン、ベトナムでは優先順位が「1.家族」「2.恋人」となっている。日本だと逆のケースが多いかと思う。

 

フィリピン、ベトナム、タイでは「お金を持っている者が出す」という文化が根付いている。これは外国人かどうかは関係なく。

 

私が3年間観察したところ、外国人から金を引き出すのはもちろんのこと、自国の恋人のお金や自分の稼いだお金まで家族のために使うケースが目立つ。

 

とにかく「ある者が払う」のだ。

 

タイの場合、ムエタイの試合で優勝すれば賞金がでる。その晩は仲間を集めてどんちゃん騒ぎ、宵越しの金は持たない。

 

日本人なら賞金の一部で飲み会を開くだろう。全部使っちゃたら明日から困るから。

 

ところがフィリピン、ベトナム、タイでは、日本人のように計算する者は少ない。「友達が優勝したら彼の奢りだからOK」となる。

 

日本人が東南アジアで女性にお金を貸したり渡してしまうのは、ひとえに「関係を続けたいから」である。

 

どうでも良いならすぐ切れる。関係を続けたいからお金を出すのだ。

 

ここで問題を出そう。これは実際によくあるケースになる。

 

Q:恋人が家族への仕送りに5万円欲しいと言ってきた。5万円をあげたところ、学校へ行きたい、父親の手術代が・・・と始まった。さあ、あなたならどうする?

 

1.こんなの切りがないと判断して関係を断ち切る。

2.とりあえず乗ってみる。

 

小金持ち時代の私は1を選択していた。

 

金持ちになってから思うのは、2の方が資産が増えないだろうか?という疑問。扶養家族が多くなると「稼がなければならない金額」に変化が生じてくる。

 

大富豪は面倒を見ている人数が多いものだ。学校や病院を建てたり、多くのメイドを雇っていたり。いわゆる旦那様だ。

 

周りの金持ちを観察していると、割と乗っかってるケースが多い。

 

小金持ち時代の自分は「これは浪費でしかない」「自分で稼げよ」「こっちがパンクしたら本末転倒」と考えていたが、金持ちを観察して考えに変化が出てきた。

 

これこそが、有名な「あなたの周りにいる5人の年収があなたの年収」理論だ。

 

私の場合、友人は皆お金持ちだ。必然的に行動を観察するようになり、色々と気付ける。彼らの行動パターンから影響を受け、自分も同化していく。

 

そういうものだ。

 

今後は要求に乗ってみたり、むしろ愛人・恋人を増やしていき、その背後にいる数十人の家族の面倒を見てみようかと思う。

 

扶養家族・責任の範囲拡大によって、自分の収入が大きく増加していくかもしれない。日本人なら自分の家族3〜4人までしか責任を負うことはないだろう。

 

あなたが消えて、路頭に迷うのは何人か?

 

もしユニクロが倒産したら・・・世界中の工場が閉鎖され、数万人は路頭に迷うだろう。途上国の農業しかないエリアに工場があるのだから。

 

つまり柳井会長が責任を追っている範囲はとてつもなく広いということ。

 

その範囲が数十人→数百人となった時、何が起こるだろうか?

 

小金持ち時代には選択できなかった選択をした先に、どんな景色が広がっているのか楽しみでならない。