セミリタイアして物価が安い東南アジアへ移住するのが当然の選択

座右の銘:What's most important is happy or not happy.

ちょっと待った!住宅ローンが払えない時の裏技

ちょっと待った!住宅ローンが払えない時の裏技

ちょっと待った!住宅ローンが払えない時の裏技

30代の若い世代の債務が膨張している。住宅販売会社は、やれ低金利だ!今がチャンス!と捲したててる。

 

企業も住宅手当を削減する方向で、住宅購入へ背中を押してくる。みんな「低金利」を勘違いしていることに気付いていない。

 

「低」金利=住宅価格「高」と考えるのが当たり前。全然チャンスじゃないわけ。

 

例)金利が上がったり不景気で、住宅が全然売れない時に安く買う→金利が下がったら借り換え。金利が下がらないなら繰り上げ返済。

 

こんなパターンが本当のチャンス。安く買えないなら低金利もクソもない。

 

 既に終身雇用じゃないのは知っているはず。まずは資金を貯めよう。「買える金額と払える金額は違う」と言うじゃないか。

 

クレイジーなローンを組むのは辞めよう。

 

もう組んじゃったって?

 

まだ買ってない人は良く勉強しよう。買っちゃった人も勉強して備えよう。知識をつけて備えておけば、家を手放すことなく完済できる。

 

2019年のニュースで「フラット35を不動産投資に利用していた」と言う問題が発覚した。これやっちゃうと銀行から一括返済を求められても仕方がない。

 

皆さんも「住宅ローンの低金利で買って、賃貸に出しちゃマズイだろ〜」と思ったことだろう。このイメージが強化されたと思う。

 

ところが国は「ある条件」で住宅ローンで買ったマイホームを賃貸に出しても良いと言っている。

 

 え?

 

と思うかもしれないが事実だ。ある条件とは普通に「所得が低下して返済が困難になったとき」となっている。

 

住宅ローンが払えなくなると、半年から8ヶ月くらいで競売まで行ってしまう。そのため焦って任意売却したものの、債務が残ってしまうことが多い。

 

では、夫の失業などで住宅ローンが払えなくなった時の手順を説明しよう。

 

手順1・・・銀行に相談。正直に所得が低下して払えないと申告する。

手順2・・・銀行の同意の上、自宅を賃貸に出し、狭小ボロ賃貸へ引っ越す。

手順3・・・賃料収入によって住宅ローンの支払いを継続する。

手順4・・・時間を稼ぐ→子供が成人し、出費が減る。一家総出で返済する。

 

すべての手順を迅速にこなす。時間との勝負となる。

 

Point.

最大のポイントは銀行が「賃貸に出すことに同意してくれる」と言う点。住宅ローンで買ったマイホームなのにだ。

 

ニュースをみて混同しないで欲しいのは「不動産投資として、これやっちゃあいけないよ」と言うところ。

 

住宅ローンが払えなくなってマイホームを手放す人は不動産投資家じゃない。普通の実需層だ。大抵の人に当てはまる。

 

まとめ.

ここまで読んだら、さらに深掘りして考えて欲しい。35年もの長期ローンの世界では、所得が下がったり失業するなど、当たり前のように発生するのだ。

 

そんなんで、いちいち団体信用生命保険の発動を考えてどうする?「知識」は金にもなるし、命をも救う。

 

住宅ローンを一生組む気がない私でさえ、この程度の知識(リテラシー)は基本の「き」だ。

 

 そろそろ何を言いたいのか話をまとめよう。

 

申し上げたいのは「自分が住む(自己居住)前提でも、投資家の目線で貸せる家・売れる家」を買うべきなのだ。

 

少し狭くても我慢して「駅近」のマンションにしたり、借り手・買い手(需要)の多い間取りを選んだりしよう。

 

自分が欲しいより、他人も欲しいと思うのか?今後主流となる家族構成は、どんなものなのか?

 

常に「出口」(賃貸・売却)を意識し、しっかり勉強してから購入しよう。キッチンがどうとか、投資じゃないとか、そういうのは「おまけ」で。

 

「きゃー素敵」じゃなくて、これを将来「借りる人はいるだろうか?」「買う人はいるだろうか?」そんな目線で物件を見ようじゃないか。

 

バスとか使うようじゃダメよ。今の時代、住宅は「共働きの若い夫婦」が買うんだから。現役バリバリで通勤してるんだから。少々狭くても駅近で。

 

駅近は高くて買えないって?じゃあ高くて買えないんだよ。今は。