山に囲まれたスローライフを送ってみる
東京+首都圏は人口が多くなり過ぎた。スローライフを体験するため、長野県に長期滞在している。
ここ長野市の人口は37万人。世帯数は16万世帯と程よい。
今回のパンデミックもある意味「災害」と呼べなくもない。仮に被災するなら人口密集地よりも地方都市のが望ましい。
感染症においては明らかに人口密集地が不利だが、自然災害においても人口密集地は不利となる。
ちょっと考えてみて欲しい。
東京を中心とした首都圏が被災したら、いったい誰が救助するのだろうか?田舎で被災しても都会から助けが来る。
人数の問題だ。地方都市が被災した場合VS大都市が被災した場合、より厳しいのは後者となる。
長野県はプレートの上に位置しているため地震は起きるエリアになる。ただし、津波はない。
私は長野県に国際空港を建設し、首都を移転してはどうか?とさえ思っている。
湾岸より山のが安全だろう。東京に用があるなら新幹線ですぐに行けるし、余程の用事以外は政治もオンラインで行えば良い。
商業の中心地「東京」政治の中心地「長野」こんな危機対応が望ましい。国際空港を建設すれば、外交に支障はない。
長野駅周辺は実に便利で、最初からコンパクトシティとなっている。何故なら山に囲まれているため、住める場所が限られていたからだ。
コンパクトシティが求められる理由は、人口減少により限られたエリアにしかインフラサービスを提供できなくなるから。
ここまで、自然と歴史が融合した長野の素晴らしさを語ってみた。
最後に悪いところを語ろう。まず夏に凄く暑くて、冬に凄く寒い。夏は盆地で暑いし、冬は冬季五輪をやったくらいの場所だ。
私の場合、寒いのと花粉症は嫌なので、初夏〜秋に滞在したいと考えている。冬は東南アジアから戻らないつもりだ。春も花粉症のない東南アジアに居たい。
お気づきだろうか?
そう、とっくに住居は一つという時代は終わっているのだ。テレワーク・リモートワークの時代なのだから。
好きなところに住み、いつも通り仕事をこなす。それがアフターコロナのライフスタイルとなる。私は海外含め2016年からこのライフスタイルを確立している。
4年間は怪しい目で見られたが、やっと時代が追いついて来たようだ。
今、私がやっているのは「海外」テレワークだ。海外旅行と仕事を両立させてきた。なぜなら現役を引退して老人になってからじゃ楽しめないから。
今後は南の島でサーフィンやって、本国に会社がある経営者も増えるだろう。
怪しい目で見られ続けてきた我々こそが、もっとも合理的かつ戦争・災害に強いライフスタイルを確立してきたのである。