セミリタイアして物価が安い東南アジアへ移住するのが当然の選択

座右の銘:What's most important is happy or not happy.

ベトナム人留学生の急増と海外在留邦人数の増加が意味するもの。

外務省:海外在留邦人数調査統計

外務省:海外在留邦人数調査統計

少子高齢化を筆頭に日本の社会問題は解決した例がないので、まずは実態を把握して将来を予測し、上手く対処するのみである。

 

昨今ベトナム人留学生(出稼ぎ労働者)が急増している事はご存知かと思う。私は留学中のベトナム人と交流しているため、色々な情報が得られているのでご紹介したい。

 

まず出稼ぎ目的で来日しているベトナム人は、統計・グラフを確認するまでもなく急増している。増加ではなく「急増」だ。凄い勢い。

 

皆さんの街でもコンビニのレジ等でベトナム人を見かける機会は多くなっただろう。日本の人手不足は解消しないため、当面は増加の一途を辿りそうだ。

 

国内が東京など大都市を中心に外国人出稼ぎ労働者で溢れかえる一方、海外在留邦人数も増加している。2020年〜2021年はCOVID-19の影響から流石に減少しそうだが、海外在留邦人数も増加傾向にある。

 

企業が国内に投資先を見出せないため、海外へ進出せざるを得なくなっている。さらにLCCなどが普及し、海外旅行が身近になったため外国に触れる機会が多くなった。

 

海外旅行者が増加すると自然に海外移住者も増えていく。この傾向も長期間変わらないトレンドだろう。

 

外務省が発表している令和元年10月現在の海外在留邦人数調査統計によると、在留届を出している海外に住む日本人は141万人となった。

 

この数字も20年前から増加傾向が止まらない。実際には在留届を提出していない日本人も多くいるため、令和元年時点でも200万人以上は海外に住んでいると思われる。

 

日本人の人口は2050年には1億人を大きく下回る予測が出されている。仮に500万人が海外で暮らすようになると20人に1人以上、1,000万人なら10人に1人以上となる。

 

年々日本人の平均年齢は上がっていく。つまり年齢の高い日本人が海外へ出て、若い外国人出稼ぎ労働者が流入してくる構図だ。これが加速していく。

 

若い外国人出稼ぎ労働者らは、もともと来日の目的が「出稼ぎ」である。みんなルームシェアをして本国へ仕送りをしている。つまり日本で消費はしない。

 

学生なので年金も払わないだろう。

 

引退した日本人が海外へ流出してしまうと、日本でもらった年金を海外で消費する。日本の若者へ目線を移すと、安い労働力が入ってくるため競争が起きて給料が下がる。

 

これはEUに加入していた英国が実証済みだ。ドイツは未だに証明し続けている。脅かす目的で記事を書いているわけではないが、自分の老後や介護について真剣に考えた方が良いと思う。

 

日本も結構ヤバイというのが現実ではないだろうか?

 

対策はいくらでもある。若い労働力のある国へ移住しても良いし、日本の地方で安く暮らしても良い。老老介護には限度があるので、誰に面倒を見てもらうのか?どうやって不自由ない暮らしを作っていくのか?

 

考えることを止めない限り、答え(幸せ)は必ず見つかる。