セミリタイアして物価が安い東南アジアへ移住するのが当然の選択

座右の銘:What's most important is happy or not happy.

親の財産どこにあるかご存知ですか?あなたの財産を家族が把握してますか?

エンディングノートの準備は大丈夫?

エンディングノートの準備は大丈夫?

今日はエンディングノートについて。令和元年に相続税の課税対象となった人は8.5%でした。相続税は3,000万円+法定相続人1人につき600万円が基礎控除となっており、これを上回る場合に納税する必要がある。

 

基礎控除以下であれば、納税で悩むことはない。問題は親の財産がどこにあるのか?また、あなたの財産のありかを家族が把握しているのか?です。

 

親のへそくりがあるかもしれませんし、あなた自身がへそくりをしているかもしれません。そもそもへそくりは秘密に貯め込んでいるからへそくりなわけで、誰かに伝えた時点で意味がなくなってしまいます。

 

よくあるのが借金です。借金こそ他人に内緒にするものですから、相続した後に借金が発覚すると大変です。実は資産+借金がマイナスだったなんてことも。

 

意外とデリケートな問題である。高齢の親に向かって「どこにいくらお金あるの?」と聞くのも微妙なもの。お金目当てとか、遺産に期待している印象を与えてしまう。

 

また、私も含めて自分の財産を家族に逐一知られたくないのが、ごく当たり前の心理だ。特に私の場合は金持ちなので、知られてしまうと「お前は金持ちなんだから・・・」と、事あるごとに言われるようになる。

 

そこで活躍するのがエンディングノートだ。自分が死んだらやって欲しいことや、財産のありかを伝えることが出来る。遺言状とは違って知らせるためのものだ。もちろん法的なものではないが、自分の希望を家族に伝えることは出来る。

 

私の親は庶民で実家以外の財産は少ない。手持ちの現預金は病気になった時にでも自分のために使えば良い。相続が面倒になることは無さそうだ。

 

私が亡くなった場合、現預金は親兄弟にあげようと思っている。出来るか分からないが、海外不動産に関しては、現地で世話になった現地人(日本人以外)にプレゼントしたいと考えている。相続税分の現金もつけて。

 

保有資産は分散するものだが、海外に分散しているだけに、自分が亡くなってしまうと家族が回収するのは困難だ。タイではこれに対処するサービスまで登場したくらい。

 

今後は自作のエンディングノートを作成し、自分の希望や不動産登記簿のありかや現預金のありかが、すぐにわかるようにしておきたい。生前に財産を知られたくはないので、銀行口座や証券口座など、どこに財産があるのかだけでも書いておきたいと思う。

 

人生はゲームとはいえ、去る時には綺麗に去りたいものである。