セミリタイアして物価が安い東南アジアへ移住するのが当然の選択

座右の銘:What's most important is happy or not happy.

利他の心、利他の精神で生きる意味とは?

利他の心

利他の心

この2年間で自身に起きた最大の変化は【利他の心】で生きるようになったことである。利他の心、利他の精神で生きると人間はどう変わるのか?お伝えしたい。

 

まずGoogle検索で「利他の心」と検索すると、京セラやKDDI創業者の稲盛和夫氏が出てくる。彼のことは人生の達人の中の達人として尊敬している。

 

思えば私の人生の前半戦は実に利己的なものだった。身近な富豪の方々を見ていると、違う生き方をしていることに気付かされた。

 

後輩であったり、娘のような歳の子であったり、ビジネスパートナー、友人、家族に対して、とにかく献身的だった。

 

理由を尋ねてみると、奥さんには「好き放題やらせてもらっている」だから毎月50万とか100万とか渡しているし、こんな素晴らしい夫は珍しいと言っていた。

 

奥さんは豪邸に住み、エステだ旅行だと、やりたい放題だ。そのため海外で若い子と遊んでいても怒られない。夫婦関係がうまく行っている理由は「自分は最高の夫だ」と信じているからだ。毎月50万とか100万とか渡しているからではない。

 

大抵の人はここに気付くことが出来ない。奥さんに大金を渡しているから夫婦関係が上手く行っているのではなく、自分は最高の夫だと信じているから上手く行っているのだ。これを皆勘違いしている。

 

少し話が逸れたが、要は常時他人のために生きているということ。長く会ってもいない相手に仕送りをしていたり、手に職をつけて自立できるように助けたりしている。

 

2年前の私であれば「無駄」「損」でしかない行動に見える。周囲からも「お金上げすぎ」とか「切った方が良い」とか色々言われていた。

 

そんな私も他人の面倒をみる機会はこれまでの人生でたくさんあった。過去には「馬鹿馬鹿しい」と思っていた場面で立ち止まって考えてみた。

 

そして出来る限り助けるスタンスに変えた。その結果どうなったか?

 

視点が上がった。もの凄く視点が上がった。世の中を俯瞰して見れるようになった。周囲の人々に好感されるようになった。

 

自分の心配ばかりをして他人を見捨てていた頃とは全然違う景色を見ている。高い高い次元(レベル)に住む場所が変わった気分だ。

 

高い次元にいると素晴らしいチャンスに巡り会うことが出来る。素晴らしいアイデアがひらめくようになる。下のレベルには転がっていないものだ。

 

よく「一日一善」なんて言ったものだが、これも誰かのために生きるというお手本だ。それは他人のゴミを拾ったり、親身に相談に乗って解決策を考えてあげるといった、無料の奉仕も含まれている。

 

決して金持ちの特権ではない。誰にでも出来ることだが、ほとんどの人がやろうとは思わない。皆自分と自分の家族の事で精一杯だ。

 

だから自分と家族1〜3人の面倒をみる事で精一杯の収入、時間的余裕、狭い考え方をする人間になってしまう。

 

利己的に生きれば自然と小さな人間になる。小さな人間、レベルの低い人間のまま何かを成そうとしても無駄。このゲームに例外はないのだ。

 

私は後半の人生を【利他の心】を持って生きると決意している。高い高い次元(レベル)から見える景色がちょうどいいからだ。

 

誰かを助ける機会に恵まれたら、積極的に助けるようにする。それはお金を出すという事ではない。他人の人生を好転させるということだ。

 

その結果、自身の気分が良くなる事が大切。毎日ハッピーで高い高い視点を持つ人のところに、資金も知恵も情報も全てが集まってくる。

 

他人を助けるために必要なものが得られないのなら、それは自分が生活している次元(レベル)が低いだけである。少しづつ上昇していけば良い。